皆さんこんにちは!
東灘区の歯医者 おおにしハート歯科
歯科衛生士の植田です😊
優れない天気が続きますが
皆さんいかがお過ごしでしょうか?
お休みの日に雨だと外出しづらく
なりますが、たまにはお家でゆっくり
過ごすのもいいかもしれません☺️
さて、今回のブログでは
「歯周病と喫煙の関係」
についてお話したいと思います!
「喫煙によりガンのリスクが高まる」
というお話は皆さん聞いたことが
あるかと思いますが
「喫煙により歯周病のリスクが高まる」
ということは皆さんご存知でしょうか?
喫煙は口臭や着色の原因になるだけでなく
実は歯周病にも深く関わっているのです😖
【歯周病】
まず、歯周病について簡単に説明すると、
歯を支える骨が溶けてしまい
歯を支えきれなくなり
最終的には歯が抜けてしまう
という病気のことを歯周病と言います。
今や歯周病は日本人が歯を失う原因の
第1位にもなっており
30代以上では3人に2人
が罹患している国民病です。
【喫煙が歯周病のリスクを高める】
そんな歯周病ですが、実は喫煙により
罹患リスクがグーンと高まってしまいます。
1日10本以上喫煙する人では
歯周病のリスクが約5倍も高くなる
というデータも存在します😖
【喫煙が歯周病のサインを隠す】
タバコに含まれる成分には
血管収縮作用があります。
血管が縮むと歯ぐきに炎症があっても
出血しなかったり
歯ぐきが腫れなかったり
と、本人が歯周病を自覚しにくくなります。
そのため、気付かぬ間に
どんどん歯周病が進んでしまう
ということも起こり得ます😖
【喫煙が歯周病を治りにくくする】
血管が縮むことにより
血液の流れが悪くなります。
それにより治癒を助ける
「酸素」や「栄養素」が
歯ぐきの中を巡りにくくなり
老廃物も溜まっていきます。
さらに、喫煙は免疫力を低下させたり
傷を治す働きも阻害してしまいます。
そのため喫煙をしている方は
歯周病治療を行っても
喫煙していない人と比べると
治療効果が薄くなってしまいます😢
(もちろん治療の効果が
全く無いわけではありません!)
【まとめ】
これらの理由により喫煙は
歯周病のリスクを高めてしまうのです😢
ですが、禁煙することにより
そのリスクを下げられる
ということも解っています。
禁煙することは簡単では無いと思いますが
ご自身のお口の中や全身の健康のためにも
喫煙している患者様には今一度禁煙について
ご検討いただけたらなと思います🍀