皆さんこんにちは!!
東灘区の歯医者 おおにしハート歯科の
保育士の吉岡です。
梅雨が明け、いよいよ夏が始まりますね✨
気温や体調の変化に気を付けて、今年の夏も健康第一で乗り切りましょう(^^)/
今日は子どもの歯についてお話ししようと思います。
いきなりですが、〝乳歯の大切さ″についてご存じですか?!
乳歯は3歳ごろまでに20本が生えそろいます。6歳ごろから12歳ごろまでの口の中は、
乳歯から永久歯へとダイナミックに変化していきます。
乳歯は永久歯へといずれ生え変わるからといって、粗末に扱ってはいけません!!
なぜなら、乳歯にはたくさんの大切な働きがあるからです(^^)/
今からその乳歯の働きについてお話ししていこうと思います。
乳歯の働きその①・・・噛む
よく噛むことで、口の中に唾液がたくさん出るので、食物の消化・吸収がよくなります。
また食べる楽しみをしっかり経験することで、心の面も発達していきます。
口の回りにはたくさんの神経が集まっているので、噛む刺激が脳の発達にもよい影響を与えると言われています。

乳歯の働きその②・・・話す
前歯が1本なかったら「さしすせそ」を正しく発音することが難しくなります。
無理に発音しようとすると、クセのある発音になったり、しゃべり方にもクセがつくことになります。
歯が正しく生えそろっていることで発音も正しく育ってくるのです。

乳歯の働きその③・・・永久歯を正しく導く
生えそろった乳歯の下では、毎日永久歯が成長し、またあごの骨も永久歯が生えてくるために成長しています。
永久歯が大きくなると、乳歯の根は少しずつ吸収されて短くなり、正しく生えるべき場所へと永久歯を導きます。
きれいな永久歯のためには、まず乳歯が健康に生えそろっていることが大切なのです。

以上3つの乳歯の大切な働きについて知って頂けましたでしょうか?(^^)
いずれ永久歯に生え変わる子どもの歯ですが、日々の歯磨きと歯科医院での健診でこどもの歯と永久歯を一緒に守っていきましょう✨
普段の歯磨きや、お子様の歯並びについてや、乳歯が抜けない💦永久歯が生えてこない💦
などなど、少しでも気になることがございましたらいつでもご相談ください😊
参考文献:日本ビスカ株式会社 ビスカ・デンタルノートp32~p33