Staff Blog

おおにしハート歯科のチームメンバーのブログです。
院長・スタッフが日々の思いやイベント、感動したことを書いています。
神戸市灘区東灘区にお住まいの方々の「ホームドクター」を目指し、チームメンバー全員で日々奮闘中です。

仕上げ磨きが必要なくなる年齢は?

こんにちは。

神戸市東灘区住吉にあります、おおにしハート歯科 歯科衛生士の竹中です。

 

皆さまは、何歳頃から歯磨きが出来るようになったか覚えていますか?

3歳前後でブラッシングの大切さの理解、習慣づけをする一方で、実際のブラッシングを習得出来るようになるのは就学時年齢以降といわれています。

 

基本的に歯ブラシは異物なので、歯ブラシに対する感覚過敏を取り除き、習慣づけを行うためにも低年齢からのブラッシングの取り組みがとても大切です。目安としては、歯が生え始めたらブラッシングを開始しましょう。

ただし、のど突き事故などの危険性が高く、必ず保護者の観察下で行う必要があります。

3歳前後になると物事を理解し始めるので、ブラッシングの大切さを理解させ、習慣づけを強化するにはよい時期となります。

一方で、この時期の運動発達では歯ブラシを使いこなすことが出来ません。歯ブラシをうまく扱うための鉛筆を持つように握る「ペングリップ」が出来るようになるのは、実際に鉛筆を持って書くようになる就学時年齢以降となります。しかし、ブラッシングを取得し始めたこの段階では十分なスキルがあるとはいえないため、仕上げ磨きが必要です。

 

仕上げ磨きは、10歳前後まで行うのがよいとされています。

小学校中学年〜高学年になると、課題意識をもって目的行動ができるようになり、染め出しや歯の生え代わりにともない、練習を重ね少しずつブラッシングのスキルを獲得できるようになっていきます。

 

ブラッシングに慣れ、十分にスキルを獲得できるようになるまでは、仕上げ磨きを行うようにしましょう。

 

参考文献:歯科衛生士(クインテッセンス出版) 2022.7月号

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