こんにちは。
神戸市東灘区住吉のおおにしハート歯科 歯科衛生士のたけなかです。
9月も終わりが近づいて、過ごしやすい日も多くなってきましたね(^^♪
本日は、中高生の口腔内管理です。
むし歯菌の口腔内定着は、乳歯の萌出とともに始まりますが、
歯周病菌の定着はもっと遅くて・・・思春期後に始まります。
中学生の頃から歯周病菌が増え始め、最強の歯周病菌(ジンジバリス菌)は18歳以降から定着しはじめます。(>_<)
歯ブラシがうまくできていなくて、定期的なクリーニングも受けておらず、
プラークがべったりのお口には歯周病菌が住みやすく定着しやすいです。
そのため、将来の歯周病リスクがあがります。
小・中学生の頃にちゃんと歯みがきができていた、むし歯がなかった、定期的なクリーニングを受けていた、
と言うようなお子さんの口腔内には、歯周病菌が入ってきても定着しにくいのです!!
子どもの頃の口腔管理はむし歯だけではなく、歯周病の発症にも関係しています。
10月から神戸市が、こどもの医療費補助を高校生まで拡大します。
1回400円、月3回目から無料になります。
これを機会に、定期的なクリーニングにお越しください(^^)/
参考文献;歯科衛生士のための21世紀のペリオドントロジーダイジェスト