こんにちわ。
東灘区の歯医者、おおにしハート歯科の歯科助手の川石です。
1月は神戸では珍しく雪が積もったり、寒波の影響が大きかったですが
体調お変わりなくお過ごしでしょうか。
2月も風邪とむし歯に気をつけて元気にお過ごしくださいね(^^)/🦷
今回は、「幼少期の指しゃぶり」についてお伝えしたいと思います。
指しゃぶりは、授乳期の乳児には大切な行為になります。
生後2~3ケ月にかけて自分の口に指を持っていけるようになり、
盛んに指しゃぶりを行うようになります。
このころは原始反射である哺乳反射が優位であるため、
指しゃぶりも反射の動きで行われています。
しかし、5~6ケ月ごろには哺乳反射から接触機能へと移行していきます。
指しゃぶりは、心理的満足感や情緒の安定にも繋がると考えられています。
1歳を過ぎて独り歩きができるようになると、
ほかに興味が広がり、徐々に指しゃぶりがなくなっていくことが多いです。
指しゃぶりが歯並びに影響してくるのは乳歯が生えてきてからであり、
遅くとも4歳までにやめれば後の歯並びに影響ないというのが一般的な見解です。
もし4歳以降から学童期にかけても指しゃぶりを行ってる場合は、
口腔機能や顎顔面の形態に影響を及ぼす場合があります。
この時期においても指しゃぶりを行っているということは、
生活環境や社会環境の影響、心理的な問題などが関係してる場合があります。
指しゃぶりという行為だけに目を向けても解決することは難しく、
小児歯科医や矯正歯科医、言語聴覚士、臨床心理士などの専門職からの支援が必要になります。
当院は、小さなお子様も多く来ていただいてますので、
なにか少しでも気になることがございましたら、いつでもお電話くださいね(^^)/