こんにちは!
東灘区の歯医者 おおにしハート歯科 保育士の吉岡です。
もうすぐ桜の季節ですね🌸
暖かい日が増えてきましたが、体調お変わりなくお過ごしでしょうか?
私たち日本人は毎日、当たり前のように歯を磨きます。顔を洗う、お風呂に入る、食事をする。それらと同じようになんとなく歯ブラシを持ち、なんとなく鏡を見て、なんとなく口の中へ歯ブラシを運んでいるのではないでしょうか?女性なら肌の調子や髪型、男性ならひげの手入れなどを考えながら、ときおり口にくわえた歯ブラシを動かします。
特に何かを意識するわけでもなく、歯が生え始めてからずっと続いている日常的な行為としてシャカシャカシャカシャカ・・・・。キレイ好きで知られる日本人だけあり、98%の人が毎日歯を磨いているそうです。(平成28歯科疾患実態調査)
では、‟何のために”歯を磨いていますか?
ほとんどのひとが、‟汚れを落とすため”と答えるかと思います。
その通りです。では、その汚れが何か知っていますか?
「食べかす!」と答える方が多いようですが、本来歯磨きで落とすものは‟細菌の集合体”です。口の中には‟1000億”もの細菌が生活していると言われています。
しかも、この細菌たちは繁殖力が強くどんどん増殖していきます。
だからこそ、毎日落とさなければいけないのです。
仲間を増やしたこの細菌たちはスクラムを組んで膜を張り、自分たちのすみかを作り上げます。これを‟バイオフィルム”といいます。
このバイオフィルムは残念ながら、歯ブラシだけでは除去できません。
なぜなら、歯ブラシが届かない部位(歯と歯の間)があるからです。
そこで是非使って頂きたいのが、‟フロス”です。
フロスは歯ブラシの届かない部位に潜む細菌によるバイオフィルムを破壊・除去してくれます。
歯みがきは頑張っていても、フロスを使う習慣がないという人は多いのではないでしょうか。
ですが、大事な歯を守るためには普段から、歯ブラシだけでなくフロスを使い、歯ブラシでは磨き上げられない歯と歯の間の汚れも落としていくことがとても大切になります。
毎日の歯みがきに是非、フロスも取り入れていきましょう!
当院ではフロスの販売もございます。
Y型フロスや糸を指に巻き付けて使うタイプのフロスもご用意しております。
使い方が分からない、、どれを使えばいいか迷ってしまう、、など分からないことがありましたら気軽にご質問ください♪
ご自身に合ったフロスを探してみてくださいね✨
参考文献:むし歯と歯周病の病因論 関山牧枝