こんにちは!
東灘区の歯医者 おおにしハート歯科 歯科助手のやはたです。
9月になっても、まだまだ猛暑が続いておりますがお変わりなくお過ごしでしょうか。
この猛暑や台風、地震などいくつかの自然災害が重なって
世間ではお米不足が問題になっていますね💦
お米がなかなか手に入らない状況下で、
主食をパンに変えられている方も多いのではないでしょうか。
そんな皆さんにちょっとした朗報です🎶
実は、なんと「パンはお米より歯石ができにくい」という研究結果がでています!
歯石の形成は「ケイ酸」というものが関与していることが示唆されています。
そして実は、お米にはたくさんのケイ素が含まれています。
※ケイ酸とケイ素、表記が違いますが 、
ケイ酸はケイ素と酸素と水素が化学的に結合したものの総称です。
つまりケイ酸の中にケイ素が含まれている、ということです。
実験の内容は、ノルウェーのオスロに在住するインドネシアからの留学生とノルウェー人を対象に
歯石のできやすさについて調査しました。留学生は母国に住んでいた時と同じように
お米を常食とし、ノルウェー人はパンを常食としていました。
実験開始時に、被験者の歯石除去を行い、同じ歯磨き粉と歯ブラシを与えました。
その結果、お米を常食していた留学生の方が歯石が付着している歯が多いことが認められました。
この結果から、お米を主食とする私たち、日本人を含め東洋人は
欧米人より歯石の保有者が多いとされています。
だからといってパンを普段主食とされている方も歯石はついてきてしまうので
今後も健康な歯でおいしいご飯をずっと食べれるように
定期的に歯科検診と歯石除去にお越しくださいね✨
皆さんのご来院を院長並びにスタッフ一同、心よりお待ちしております!
参照:予防の科学 中嶋省志 著