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おおにしハート歯科の
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神戸市灘区東灘区にお住まいの方々の
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チームメンバー全員で日々奮闘中です。

MonthlyArchive: 2023.05

唾液の役割

こんにちは。

神戸市東灘区住吉にあります、おおにしハート歯科 歯科衛生士の竹中です。

みなさんは唾液とはどういった役割があるかご存知ですか?

 

まず、唾液とは唾液腺という臓器で作られます。約9割の唾液を出す大唾液腺は、耳下腺(サラサラ唾液)、顎下腺(サラサラネバネバ両方)、舌下腺(ネバネバ唾液)です。

サラサラ唾液(漿液性唾液)は水分が多いため、消化の促進、細菌や食べ物を洗い流す、食べ物を胃腸に運んだりします。

ネバネバ唾液(粘液性唾液)はタンパク質が多いため、身体を守るためのさまざまな働きをします。

 

唾液の分泌には自律神経が関係しており、交感神経が優位なとき(興奮モード)はネバネバ唾液、副交感神経が優位なとき(リラックスモード)はサラサラ唾液が分泌されます。実際の生活では両方の唾液が分泌され、混合唾液として口の中を潤しています。

 

唾液腺には大唾液腺と小唾液腺が存在します。小唾液腺は口腔粘膜に無数に存在します。

大唾液腺では、刺激唾液(特に食事時の咀嚼に反応して大量に分泌する唾液)と、安静時唾液(咀嚼などの刺激がなくても自然に流れ出る唾液)があります。

ここまでは、唾液の分泌についてお話ししました。

ここからは、唾液の役割についてお話しします。

 

唾液の役割は、量と質の2つによって発揮されます。今回は量による力について紹介します。

 

①食べ物を飲み込めるのは唾液のおかげ

唾液が食べ物をコーティングすることで、スムーズに飲み込めます。

(さらに…)

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