こんにちわ☺
東灘区の歯医者、おおにしハート歯科の歯科助手 川石です。
9月になり、朝晩は涼しくなってきましたが、
昼間は日差しが強く暑いですね。
季節の変わり目は体調を崩しやすいのでお体ご自愛下さいね。
今回は、『出産後の母子の歯』について気をつけたほうが良いことを
まとめていきたいと思います。
一つ目は、出産後の母親の口腔内の変化についてです。
出産後は、女性ホルモンの分泌量が元に戻ることで、妊娠性歯肉炎など妊娠期に発現していた症状は徐々に改善していきます。
ホルモンバランスの変動による口腔内への影響は低減されても、
母親は子どものお世話で多忙になるため、口腔環境が不良になりやすい時期ですので、
歯のケアは引き続き注意が必要です。
二つ目は、子どもの歯と口腔の健康のためにしておくべきことについてです。
ミュータンス菌(むし歯)や歯周病細菌は新生児の口腔内には存在せず、
家族の口腔内から主に唾液を介して徐々に伝染していくと言われております。
子供の歯を守るためにも、母親は妊娠前から歯科の定期検診を受けることが望まれます。
また、母親以外のご家族の方も同様に歯科検診を受け、
治療が必要な場合には子供が生まれる前に済ませておきましょう。
そのほか、食べ物の口移しや、親の唾液がついたスプーンの共用などは避けるべきですが、
唾液の付きにくいフォークや箸の共用であれば、それほど神経質にならなくてもよいでしょう。
当院では、妊婦健診や小児歯科健診も行っておりますので、
気軽にお越しくださいね(^^)/